埼玉大学

2015年度お知らせ新着情報一覧

4u発 JST ~材料・ICT~ ~ライフサイエンス~ 新技術説明会(9月26日)のご案内

2017/9/ 5

4u発 JST ~材料・ICT~ ~ライフサイエンス~ 新技術説明会が下記のとおり開催されます。

本学からは以下の教員が研究成果を発表します。皆様のご来場をお待ちしております。

◆古川 俊輔助教 ◆小室 孝准教授 ◆島村 徹也教授 ◆幡野 健准教授

【日時】2017年9月26日(火) ~材料・ICT~  9:55~12:25 ~ ライフサイエンス~ 13:00~16:00
【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、茨城大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学
【後援】特許庁

~材料・ICT~
◆古川 俊輔助教
液晶分子トリフェニレンの新規化学修飾技術と金属界面修飾への展開
本技術は、液晶性分子の代表格であるヘキサアルコキシトリフェニレンの炭素骨格に、直接官能基を導入できる新規反応を根幹とした材料開発技術である。導入する元素・置換基により、材料の酸化還元特性、色、双極子モーメントの向き・大きさ、電荷輸送性といった基礎物性に抜本的変化を与えることが出来る。

◆小室 孝准教授
拡張現実感(AR)を用いた次世代ユーザーインターフェース
現在のコンピュータは、表示や操作が二次元平面上に限られています。これを三次元空間に拡張することで、広い操作空間や実体感のある操作を実現します。モバイルディスプレイがあたかも透明なガラス板のように透けて見える「シースルーモバイルARシステム」などを開発しています。

◆島村 徹也教授
時変の極めて高騒音な環境においても高品質な音声を確保する技術
現在の音声通信は、駅のプラットフォームや交差点などの高雑音環境下における雑音抑制技術が未だ確立されておりません。安全性や機密性の確保、およびスムーズな音声通信の実現に向け、高騒音環境下での音質改善が望まれています。我々は、そのような劣悪環境下でも高品質な音声を確保する雑音抑圧技術を開発しました。

~ライフサイエンス~
◆幡野 健准教授
蛍光量子収率が90%にも達する高輝度蛍光ビーズの開発
本技術は、凝集誘発発光(AIE)する蛍光物質を樹脂ビーズ内に包含させることで、従来使われてきた蛍光物質では成しえなかった高輝度な蛍光ビーズの製造に関するものである。これには、分子振動を制御されるほど高輝度なフォトルミネッセンス(PL)を発するAIE化合物の特性が利用されている。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://shingi.jst.go.jp/list/4u/2017_4u3.html
https://shingi.jst.go.jp/list/4u/2017_4u4.html