平成23年度のCALL履修生にお聞きしました。
最初は1年生です。


● 教養学部1年生

 入学式直後に受けたTOEICは640点でした。思ったよりできたという印象でした。TOEICのために特別な勉強をしたわけではありませんが、英語はもともと好きで、受験の時も一生懸命勉強しましたし、受験後もESL Podcastを毎晩聞いてはいました。英語は将来もずっと使っていきたいので、今でも毎日、寝る前にESL Podcastでリスニングの練習をしています。2月のTOEICでは、まずは700点を目指したいです。

 CALLの授業は楽しく取り組んでいます。一週間に一回しかないので少し物足りないですが、難しい問題でも、レビューモードでしっかり解説してくれるので、勉強になります。特に、長文が難しいので全訳が参考になります。試験前には、通しで三回くらいは勉強をして完璧にしてしまいます。英語ではCALL以外にアカデミック・ライティングのクラスをとっていますが、先生の英語が聞き取りやすくて楽しいです。

 学校生活は楽しいです。普段はそれほど忙しいというわけではありませんが、特にテストの準備にたくさんの時間がかかります。でも、勉強以外にも、事務のバイトをしたり、サークルに入ったりしています。バイトは社会勉強になりますし、サークルは息抜きになります。

 私は英語や国際関係を勉強したくて、埼玉大学に入りました。小さな時から英会話を習っていましたし、外国人の方と交流するのは楽しいので、自然と興味を持つようになりました。まだ将来の具体的な設計図は描いていませんが、英語を使って役に立ちたいので、外資系の企業に行きたいななんて漠然と考えています。


● 経済学部1年生
 大学に入る前から、埼玉大学がCALL教育を行っていることや、入学前にTOEIC試験を受けることを知っていたので、春休みから、入学前に受けるTOEICに向けて勉強をしていました。600点を取りたいと思っていたので、640点が取れて良かったです。

 CALLについては、パソコンを使った学習に慣れてなかったので、最初は戸惑いましたが、自分のペースで勉強できるところが好きです。ただ、高校の時の英語は、先生が怖かったので、緊張感を持って授業を受けていましたが、パソコンが相手だと時々気が抜けてしまいます。CALLの試験に向けては、レビューモードを使って、テスト前に三回くらい通しで勉強します。レビューモードの解説の中では、一般的な教養を学べるところがいいですね。テストに向けて問題を全部暗記しようとは思っていませんが、繰り返し行うことで、自然に覚えてしまいます。

 大学に入って感じることは自由に使える時間が多いことです。ただ、一人暮らしを始め、色々と忙しいこともあり、バイトやサークル活動を積極的にしてはいません。大学は自由な時間が多いのですが、その反面、自分ですべてをしなければいけなく、自由には責任が伴うと感じました。入学当初はアジア文学に興味がありましたが、今は美学に興味を持っています。将来何をするかについてはまだ決まっていませんが、やりたいことが決まった時に、自分の可能性だけは狭めたくないので、今は英語の授業や専門の授業で幅広く勉強をしています。


● 教育学部1年生
 出身は地元の埼玉です。入試は埼大一本でやっていました。センター試験の英語は9割くらい取れました。入学が決まって、案内のパンフレットでパソコンで英語の授業をやると書いてあったんですが、当時はまったくイメージが浮かびませんでした。
 
 TOEIC についても、難しいものだとは聞いていたのですが、全然イメージできなくて、そこで、一回目の試験の前に、好きなZ会のTOEIC 初心者向けのテキストを一冊勉強しました。私は英語が苦手というか、あまり好きでないので、スコアが半分に達していたので、それなりに嬉しかったです。
 
 CALL の授業は90 分かけてぎりぎりという感じですね。チャレンジの正解率が低く、再チャレンジで時間を喰ってしまうんです。レビューモードでは文法の解説が詳しくのっているので、参考にしています。はじめは長文の全訳がないと思っていましたが、あるんですね。いつも、辞書欄と部分訳のところだけを見ていたので。
 
 CALL の試験前は大体一週間前から準備し、満点を目指しています。前回はクラブ活動が忙しかったので、試験前日に8時間くらいかけて予習しました。でも、Level A は自分には少しきついですね。対面授業では、英語しか使えず、横の人と一緒に英語で会話したり、TOIEC のテキストをやったり、ネットで配信されるかなりの長文の読解問題をやったりして、充実しすぎという感じですね。全体的には、会話中心というよりも、TOEIC に重点を置いているという印象です。
 
 二回目のTOEIC 試験では、600 点が取れれば、うれしいですね。でも、そのためには、語彙を増やさないと。将来は、自分の専攻分野を活かして、教職に就くつもりです。


● 工学部1年生
 ソウルの出身で、入学は前期入試組です。韓国では英語は幼稚園時代から少しずつ勉強しています。高校では、英語でする授業はありませんが、大学入試との関連で、長文の読解を重視した授業が中心です。英語は数学と同じように重視されています。
 
 私は日本の大学を受けるにあたって、TOEFL を受けたことがありますが、TOEIC ははじめてでした。韓国の大学でもTOEIC を勉強しはじめています。高校時代のクラスメートにもTOEIC を受けた人がいます。今回の自分の成績(775点)はラッキーだったと思っています。
 
 対面授業はAcademic Speaking を前期、後期取っています。人数は前期が20人、後期が15人くらいです。隣に座った学生と英語で意見交換したり、先生に自分の意見を述べたりして、それが成績に反映されているようです。
 
 大学ではクラブ活動もやっていて、楽しいです。将来は今の専攻以外に、建設や建築も勉強したいと思っていて、大学院も考えています。
 
 次回のTOEIC のテストでは、900点くらいに上がればいいのですが。

 CALL のシステムはいいし、題材も自分の好みに合っていて、面白いと思うんですが、他の学生もそうみたいですけど、早めに終わってしまうとやることがなくなってしまうんです。そこで、間違ったところについて解説を参考にしながら、復習をやっています。


● 教育学部1年生
 出身は宮城です。入学は後期組です。CALL については、パンフレットの案内で知りました。パソコンで英語の授業をやるとあったので、面白いなと感じました。パソコンの購入にあたっては、親も特に抵抗感はなかったです。クラス分けについては、手引きで知ったのですが、初めはどのレベルが高いのかわかりませんでした。センター試験の英語は9割は超えました。TOEIC の一回目の点数は630 点なので、センターの点数を考えるとそれくらいかと思います。リスニングが苦手だったので、二回目の試験はそれをどうにかしたいですね。できれば700点を超えられればと思っています。
 
 PT は人数が20名くらいで、学生は先生のいっていることも分かるし、受け答えもしっかりしています。先生がまったく日本語ができないので、こちらが時にしゃべってしまう日本語を英語に訳してあげるところが面白いですね。テキストはTOEIC の教科書を使っています。
 
 クラブは人数が少ないので、他の国立大学との合同チームでやっています。

 CALL は時間帯が悪いですね。昼食後なので、時に眠たくなってしまいます。課題は60分くらいで終わってしまいますが、寝ていても仕方ないので、そんなときは前のレッスンをやってCAT の準備に充てるようにしています。試験前は二、三日前に2時間程度やれば大丈夫です。改善点は暗記になりがちなところですね。
 
 将来は小学校の先生になります。


● 経済学部1年生
 出身は茨城です。入学は前期組です。TOEIC ははじめての経験で、疲れましたね。リスニングもリーディングも7割くらいしか埋まりませんでした。スコアは410 点でしたが、まあまあかと思っています。リーディングの方が高かったので、CALL でリスニングをやれば、二回目のテストでは、少し点数が上がるのではないかと思います。550点が当面の目標です。対面授業は先生が厳しいですね。でも、みんな何とかやっています。
 
 CALL の授業は90分で終わります。試験前は、試験の前日や休日を利用して、図書館で3〜4時間つかって、予習しています。その時はレビューを活用しています。成績は優でした。
 
 前期はプレゼミや同好会の活動やバイトなどで大変でしたが、何とかやっています。


● 経済学部夜間主1年
 千葉から通学しているので、大変です。しかも、英語は卒業してからあまりやっていないので、夜間主の学生にとっては、英語がほぼ必修になっているのは、正直きついですね。TOEIC は一回目が575 点だったですけど、二回目に個人で受けたときには、10点くらい下がりました。ただし、リスニングは上がって、300点台だったんですが、リーディングの方が駄目だったですね。できれば、650点くらい取りたかったのですが。しかし、TOEIC 対策関係の市販のテキストをつかって、少しTOEIC の試験のテクニックを勉強したら、リスニングのスコアは上がりましたね。
 
CALL のシステムは若い人だったら、あれを全部やれば確実に力が着くと思いますが、社会人の場合にはどうしても年齢と時間に左右されるので、難しいと思います。
 
CALL について気がかりなのは、配信されるレッスンの難度にバラツキがあることです。あるレッスンはよく出来たのに、またあるレッスンではまったく出来ないということがあります。
 
私は特に文法が弱いので、Error Recognition がまったく出来ません。したがって、ボタンをクリックしていって、正解に達し、その後に解説を読むということをやっています。ただ、問題なのはうっかり正解してしまうと、今度は試験に備える時に大変になってしまうんですよね。文法では接続詞の説明なんかが役立っています。それと、紛らわしい単語を扱っているところが役に立ちますね。
 
Word Matching では8割くらいは取れるので、それなりに語彙力はあると思うのですが、リーディング部門では知らない単語がいっぱい出てくるので、それを覚えるのが大変です。

英語は大学以外の勉強としては、NHK が提供しているものをダウンロードして、通学の際に利用しています。


● 理学部1年生
 センター試験の成績が微妙だったので、個別試験で挽回しようと思っていましたが、地震の影響で当日になって中止になり、心配でした。今受けている専門の授業では、化学がおもしろくなってきたところです。将来は大学院に進学して、薬学系の研究をしたいと思います。部活に所属して、週4日活動していますが、コンクールや発表会もあるので、ものすごく忙しいですね。

 高校1年のときに英検2級を取りましたが、周りの文系の人たちが自分なんかよりずっと英語ができるので、自分はかなわないという感じでした。

 CALLの教材のレベルは私にはちょうど合っているように思います。高校時代にネイティヴ・スピーカーの先生の授業を受けた影響があるのかもしれませんが、どちらかと言えば、リスニングが得意なので、CALLの音声問題で聞き取れないことはほとんどありません。試験の前は、かなりの時間を使って復習をするようにしています。ローソンを使うことが多いですが、結構集中できます。




続いて2年生のみなさんです。


● 教養学部2年生
 一年生の最後に受けた第二回目のCALLでは前回より130点も点数が上がり、625点を取ることができました。CALLの単位認定制度を利用することもできたのですが、二回目の点数はまぐれかもしれないので、本物の英語力をつけたいと思い、今年もCALLを受講することにしました。

 CALLの授業では問題を一通り終えた後、レビューモードを使ってすべての解説を読み直します。授業時間ですべての問題を解き直すのはもちろん不可能なので、終わらなかった部分は図書館などで解きます。毎回レビューモードを解いたことがTOEICの点数アップにつながったのだと思います。また、試験前にもレビューモードで復習をするので、試験を受ける時には問題をほとんど暗記しています。CALLのテストは復習した範囲から出題されるので点数は満点に近いです。個人的には、初めて見る実力問題がテストに出た方がやる気が出ます。

 学生生活は忙しいながらも充実しています。特に、最近は現代の中国文化に興味を持ち始めています。経済的にも勢いがある中国を、文化を通して見てみたいです。中国にはまだ行ったことがないですが、学生のうちに上海などに行きたいです。今は、英語以外にも中国語も受講しています。

 最近は、一年生に比べて授業が多くなってきました。忙しいといえば忙しいのですが、意識的に時間を効率よく使うようにしています。二年生になってから塾でのバイトも始めましたし、サークルにも入りました。忙しいからこそ、色々なことにチャレンジして充実した毎日を過ごしたいです。


● 理学部2年生
 入学式直後に受けたTOEICでは、受験勉強の疲れなどで集中力が続かず355点しか取ることができませんでしたが、二回目には505点に上がりました。二回目のTOEICの結果は、試験の間、集中力が続いたこともありますが、一年間CALLとPT(Preparation for TOEIC)の授業で試験の形式に慣れたことがこの結果につながったのだと思います。

 CALLの授業では一時間位で教材が一通り終わるので、残った時間はレビューモードを使って復習をしています。レビューモードは見やすく作られており、英文法の解説などが分かりやすいです。また、各学期に二回ずつあるテストに向けては、一週間程前からレビューモードで勉強をはじめ、問題を暗記できるくらいまで繰り返し解きます。CALLの授業では、実用的な英語よりも、英文法が見につく気がします。

 今年は二年生になり一年生の時に比べて忙しくなってきています。バイトやサークルなどには入っていなくて、ゼミもまだ始まっていないのですが、勉強することがたくさんあります。将来についてはまだ漠然としていますが、ぼんやりと進みたいと思う道があります。大学院への進学や企業への就職なども魅力的ですが、文章を書くことが趣味なので、それに関わった仕事に就けたらいいと思います。やはり、やりたいことがあると毎日の生活に張り合いが出てきます。


● 経済学部2年生
 高校の時から英語が好きだったので入学式直後のTOEICが360点で少し残念でした。二回目のTOEICも難しくて、あまりできた実感はありませんでしたが、思ったより点数がよくて500点になりました。特にリスニングが伸びたと思います。

 TOEICの点数が上がったので、2年生からはCALLの教材のレベルが上がり、かなり難しくなりました。今までに比べて、長文などに時間がかかるので、一時間半の授業でぎりぎり終わらせます。今年の教材は正直難しいですが、去年の教材に比べてやりがいがあります。また、分からない問題はレビューモードの解説で、英文法をチェックします。文法の解説が詳しいので、復習するのに便利です。

 経済学部では、二年生からゼミに入ります。私は大学の説明会の時に、マーケティング理論に興味を持ちました。二年になって勉強は大変になりましたが、早く社会に出て知識を生かしたいです。今年の夏には、ゼミの先生の関係で三週間ほど英国に語学留学します。海外に行くのは、小学生の時に初めて行って以来なので、すごく楽しみです。普段は、バイトで外国の方に接客する時くらいしか、英語を使う機会ないので、どれくらい自分の英語が通じるか楽しみにしています。


● 工学部2年生
 今は毎日が本当に忙しいです。自分が所属する学部では毎週すごい量の課題が出て、ついていくのに必死です。去年から続けていた居酒屋のホールのバイトも5月でやめてしまいました。でも、勉強だけの大学生活にはしたくないので、サークル活動も楽しんでいます。今は、軽音サークルに所属して、バンドのドラムを担当しています。ジャンルはロックですが、昔のものから最近のものまで幅広くコピーしています。大切なのはバランスで、勉強も遊びも両方頑張りたいです。

 英語は元々苦手でした。でも、受験勉強をしていく中でだんだん好きになりました。英語は勉強量を増やして、ある程度暗記をすれば力が上がっていくことが実感できます。TOEICも最初受けた時は、何が何だか分からずに、405点しか取れませんでしたが、二回目には形式にも慣れて100点位上がりました。PTの授業を担当したフルトン先生がTOEICの傾向と対策を教えてくれ、CALLの授業では繰り返し問題を解いたことで形式に慣れることができました。CALLの試験も暗記中心で臨みます。試験前には、レビューモードを使って勉強します。僕は特に、リスニングの解説を使っています。また、解説には、文法だけでなく、一般教養に関する話もあるので、なるほどと思いながら読んでいます。

 将来については院への進学も含めてまだ決めていません。今は毎日が忙しいですが、今しかできないことをやっていきたいです。


● 教育学部2年生
 将来は中学校の数学の教員になりたいと思っています。もともと教えることは好きですから。バイトも、塾講で数学を教えています。サークルに所属して、ボランティアの活動もしています。子供たちと接する中で、いろいろな発見があります。
 
 CALLですが、短い音声問題では最初の言葉を聞き逃さないことが肝心なので、集中して聞くようにしています。自分は文法が苦手なので、文法問題では1回目は間違うことが多いですね。普段は解説を読んで、どうして間違えたのか確認するようにしています。試験には十分復習してから臨んでいます。エデュスポ(教育学部にある、学習用スペース)で勉強することが多いですね。あそこは集中できます。CALLに対する要望ですか?特にないですが、試験の時は、実力を試す意味で、それまでに配信されなかった新しい問題を出すのもいいのではないかと思うのですが。


● 経済学部(夜間主)2年生
 県内の高校の出身です。高校のときに英語をものすごく勉強させられました。特に2年生のときに厳しい先生にあたりました。ただ、自分は暗記するのは得意なので、高校時代にかなり語彙力はついたと思います。高校の選択授業で、TOEIC Bridge の勉強もしていました。

 CALLについては、授業を休まず、配信された教材はかならず授業中にやるようにしています。前に比べるとだんだん早くなってきたように思います。試験前には、ローソン(学内にあるコンビニに学習スペースが併設されている)で勉強することが多いですね。図書館を使うこともあります。

 TOEICですが、最初は時間配分がうまくできず、長文問題の最後の方は解答できないままになってしまいましたが、2回目のTOEICではすべて解答できたので、少し慣れたのかなと思います。私はリスニングの最中にぼうっとする癖があって、リスニングは苦手なのですが、2回目でスコアが上がったのは、CALLの授業で何回も音声を聞いたのが良かったのかもしれません。


● 教育学部 2年生
 大学は国立を第一志望にしていたのですが、センター試験で失敗してしまいました。周りからは私立にしたら、と言われましたが、どうしても国立に入りたかったので、個別学力試験で英語の配点が高く、逆転の可能性がある埼大を受験することにしました。埼大に決めるまでに、いろいろな大学のことを調べましたが、埼大ではCALLにしろPTにしろ、英語を専攻する学生というのではなく、全学部の学生がこの英語教育を受けているわけですよね。そこがすごいと思いました。TOEICも全員が受験ですから、自分で何もしなくても自然と3回受けるようになっています。この仕組みがよく考えられていると思います。
 
 もともと英語で話すのが好きです。あまりうまくはないですが。PTの先生とは仲が良くて、授業以外の時間にお会いしたときにもよく話します。すごく楽しいです。教員免許は自分の専修の免許以外に、英語の副免を取得するための勉強をしています。将来は英語の教員としても教壇に立ちたいと思っているからです。