2013年1月22日更新



   ユニークな英語教育
 グローバルな環境のなかで十分に力を発揮するためには、英語のスキルは必須です。グローバルな人材育成を視野に入れ、社会的評価にたえられる英語スキルを身につけさせることを目的とするのが英語スキル教育です。昨年、文部科学省の「グローバル人材育成推進事業(特色型)」に本学の取組が採択されました。その取組の一環として、英語スキル教育を一段と強化してまいります。

 英語スキル教育の大きな特徴の一つが 国際コミュニケーション英語能力テストTOEIC(Test of English for International Communication)の活用です。TOEICは現在、世界約120カ国で年間約600万人が受験している、英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストです。一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によれば、2011年度には、日本国内で約227万人が受験しています。企業、官公庁、学校等の約3300団体で採用されており、企業では新入社員の英語能力測定や、海外出張や海外駐在の基準のみならず、昇進・昇格の要件としても利用されています。


習熟度が確実に変化しています

 埼玉大学の英語スキル教育では、TOEIC(IP)テストを複数回実施して学習の成果としての習熟度の伸びを測っています。
下のグラフは、過去5年間(平成19年入学から平成23年入学)の1年生の第1回(入学時)のテスト結果と、第2回(1年次最後)のテスト結果を比較したものです。全体の平均点が417点→457点と40点伸びていて、習熟度が確実に変化している様子がわかります。英語スキル教育を通して学生が意欲的に英語学習に取り組んでいることを示すデータです。(*比較対象者は、1回目と2回目のテストを両方受験した1年生全員です)




英語スキル教育の3本の柱

  英語スキル教育の3本の柱は、独自に開発したシステム・コンテンツによるCALL(Computer Assisted Language Learning コンピュータ支援言語学習)、9割をネイティヴ・スピーカーの教員が担当するGeneral English Skills (GES)、Academic English Skills(AES)、English for Specific Purposes (ESP)、Basic English(BE)、Academic Communication Skills (ACS)、Academic Essay Writing (AEW)という6種類の対面授業、そして月曜から金曜まで学生一人一人の疑問に丁寧に対応する「英語なんでも相談室」(The English Resource Center)です。

  

英語スキル教育を受けている学生の皆さんの声を聞きました
    平成23年度の学生のみなさんの声は、こちら
    平成22年度の学生のみなさんの声は、こちら
    平成21年度の学生のみなさんの声は、こちら
    平成20年度の学生のみなさんの声は、こちら
    平成19年度の学生のみなさんの声は、こちら

まず、1年生のみなさん(平成24年度の学生)にお聞きしました。


● 教育学部 1年生

 茨城の出身です。前期試験で入ってきました。第一志望が埼大です。個別入試では、英語がないのですが、高校時代は国立大学志望コースに入っていて、センター試験対策で英語は勉強していました。センターの英語は160点でした。TOEIC の点数は480点だったと思いますが。高校では習わない語彙が多くでてくるので、少し戸惑いましたね。また、時間もありませんし。リスニングの方がよかったのは、高校時代にリスニング対策で課題として与えられたCD を聞いていたことがあるかもしれません。

 CALL ではアメフトの写真が結構多くて不思議に思いました。試験では、Text Completion のところで必ず一か所間違えてしまい、なかなか満点とはいきません。CAT対策では、レビュー・モード を使って、一週間前から3~4回、復習して臨んでいます。現在は、ページをワードにコピーして家で勉強しています。自宅から通っているので、できればCALL を自宅でもできればいいのですが。コピーしていると、結構な紙の量になるので。

 父も英語を勉強していて、大学生では最低でも600点は必要だろうというので、次回のTOEIC では600点を超えることが目標です。入学時に購入したTOEIC 対策の本を何冊か試験前に勉強しようと思っています。

 大学生活は面白いし、順調です。クラブでは来年の3年生が抜けることになるので、クラブのメンバーの数を維持しなければならないのが大変です。将来は自分の専攻分野を活かして、中学の教員になります。


● 工学部 1年生
 岩手から来ました。後期試験組です。TOEIC で習熟度別にクラス編成することについては、入学前は知りませんでした。受験するときは工学部のホームページを見ていたので、大学全体を詳しく調べるということはありませんでした。

 TOEIC の点数は560点でした。CALLについては、その時によって違いますが、チャレンジモードではスコアは半分いかないですね。再チャレンジでも結構時間がかかるので、90分でも間に合わないくらいです。リスニングで本当に聞きとれないときは、スローモードを使います。ドリルのDictation では、あれこれ試しながら何とか自力でやっています。TA に聞きにいくことはないですね。聞きにいく人もいませんし。テスト前は、全部やりなおして、間違えがないようにしています。

 CALL をやっていて、本当にスコアが上がるのかはっきりしない感じはありますが、次の目標スコアは730点です。スコアを上げるにはリーディングが大事だと思うので、読むスピードを上げ、ポイントをつかむ練習をしようと思っています。公式問題集を購入してあるので、そこのリーディングのセクションを中心的にやってみるつもりです。父も応用化学系ですが、私も将来は公的機関や民間機関の研究所で働きたいと思っているので、大学院に進学するつもりです。


● 教育学部 1年生
 高校のときは英語を重視するコースにいたのですが、まわりにできる子がたくさんいて、少し落ち込むことがありました。センターの英語は75%くらいだったと思います。前期入試の英語もいまひとつだったんですが、英作文はできた自信があります。おかげで何とか合格できました。
 
 TOEIC (590点)については、試験の前に参考書を買って、どんなものなのか感触を試してみました。他の大学に行った友人がTOEIC は時間が足りなくなるよといっていましたが、私の場合は、結構時間的な余裕がありました。ただ、リーディングに関しては手ごたえを感じませんでした。3、4の長文のリスニングも難しかったですね。1、2は高校で会話重視の英語をやっていたので、それが役に立ったのではないかと思います。やはり自分の高校に通っていてよかったと思っています。
 
 CALLについては、似たような内容なのに、問題だけが違う問題があることが気にかかります。ドリルは楽しくて、好きです。ディクテーションについては、辞書は使わないようにしています。何回も打ち直しながら、正解に達するようにしています。試験前は、間違ったところをメモし、それでもまた間違えたらまたメモして、というのを繰り返す形で、やっています。
 
 二回目の TOEIC では700点以上が目標です。私の場合は、リーディングのセクションが上がればと思っています。普段は障害者対象のボランティア活動やアルバイトで多忙です。


● 夜間主 1年生
 西の出身です。都心に勤めています。夜間主を受けたのは、知り合いにここの夜間主を卒業した人がいて、そこから色々調べて、ここを受験することにしました。
 
 会社から許可を貰っているので、夜間の授業の開始時には間に合います。TOEIC は正直、初めてたったので、戸惑いましたね。仕事で英語を使うこともあまりありませんし。点数(325点)がどのくらいのレベルにあるのかも分からない状態でした。
 
 CALL はチャレンジモードで、リスニングが7から8割、リーディングが6割くらいなので、90分以内でレッスンは終えることができます。ドリルはある程度正解の予想をつけてやり、どうしても分からないときには辞書を使っています。普段、自宅では勉強は日曜日くらいしかできないのですが、CALL の試験前は土日に図書館に来て、正解を繰り返し、勉強しています。やはり勉強しないと無理ですね。
 
 CALL のような英語の授業はまるっきり体験したことがなかったので、サーバーを通じて配信される教材をコンピュータ上で解いていくというのが斬新でしたね。コンピュータは自宅にもマックがあるのですが、四年間は必要だと思って購入しました。CALL の教材の分量については、あと10%くらい多くしてもいいのではないかと思っています。
 
 夜間主は講義が静かなのでいいです。経営の分野に関心があります。二回目のTOEIC については、最低でも400 は超えたいですね。


● 教養学部 1年生
 入学直後に受けたCALLの点数は635点でした。高校の時に英語が苦手だったので、このままではだめだと思い、単語を覚えるなど英語を集中的に勉強しました。英語を勉強し始めたきっかけは、テストでいい点を取るためでしたが、今はそれだけでなく、外国に行ってコミュニケーションをとりたいと思っています。
 
 CALLの授業では、一通り問題を解いた後、レビューモードを使って、解説を見ながら問題を解き直します。授業では、一通り問題を解くだけで精いっぱいなので、復習はいつも休み時間に時間をみつけて行います。解説では、長文の訳を確認したり、聞き取れない単語や文を、スクリプトを見ながら聞き直したりします。CALLはリスニングをたくさんできるので、嬉しいです。試験は今のところ満点を取っています。試験前には、試験範囲を四回くらい通しで行いほとんど暗記してしまいます。
 
 大学生活は新しいことの発見が多いです。高校までは答えが決まった課題を解いていましたが、大学は答えのない課題に取り組まなければなりません。それをすごく実感したのが、今年の夏に初めての海外で大学からカンボジアに行った時でした。カンボジアの農村に泊まりましたが、英語を話す現地の通訳さんと、ほとんどコミュニケーションがとれず、自分の無力さを実感しました。やはり、英語力をしっかりつけて自分の言葉で自分の思っていることを伝えられればと思います。

 勉強したいことなどは少しずつ見えてきましたが、その後の将来についてはまだ決めていません。それが決まれば、もう少し力が出るかもしれませんね。でも、大学に入って、自分の知らない世界があることを知れてすごく良かったです。これまではしたことがありませんでしたが、今はバイトなんかも始めてみたいと思っています。


● 経済学部 1年生
 私の高校は英語にすごく力を入れていて、私も英語は得意だと思っていたので、入学後に受けたTOEICが595点だったのは少し残念でした。正直600点は欲しかったです。二月に受ける次回のTOEICでは700点を目指したいです。
 
 大学ではCALLの授業とPT(Preparation for TOEIC)の授業をとっています。PTの方は日本語が使えずに、英語で長い時間会話をしなければいけないので、英語力だけでなくコミュニケーション力もつく感じがします。一方、CALLの授業も自分にとても合っていて、特に教材の作りが好きです。自分で問題集を解く場合と違って、CALLの場合は間違った問題だけが自動的にもう一度出てきて効率的です。また、分からない問題についても、ボタンを押すだけでその場で解説が見られるので、どんどん問題を解いていきたい自分にとっては楽しみながら勉強ができます。
 
 一回分の問題が全部終わって時間が余った時は、前の回の復習を行います。自分のペースで学習できる点がすごくうれしいです。CALLの授業は手を抜こうと思えば手が抜けるということはありますが、自分のペースで学びたい私みたいなタイプの人には合うと思います。
 
 大学生活は時間がたくさんあって楽しいです。高校までは、授業や部活など決まったことに追われる生活でしたが、バイトをしていないということもあり、自由に使える時間がすごく長いです。今は、受験があった高校時代のようにめちゃくちゃ勉強しているというわけではなく、友達と遊んだり、サークルに行ったり、ゲームをしたり、自分なりに自由な時間を楽しんでいます。
 
 今までに海外に行ったことは無いのですが、将来は英語を使って海外で生活をしてみたいなと漠然と考えています。海外で自分を試してみたいという思いもあるし、文化などを体験したいとも思います。今のところ、まだ具体的なイメージはありませんが、自由な時間を楽しみつつも、英語の勉強はしっかり続けたいと思います。


● 理学部 1年生
 埼玉県内の高校の理数科の出身です。英語は好きというわけではなかったのですが、入試のためにかなり勉強しました。埼玉大学に入学して最初のTOEICではリスニング問題の英語の速さ、問題量の多さに驚きました(1回目のTOEIC(IP)は555点)。自分としては、リスニングの力がまだまだ弱いように思うので、今後力をつけたいと思います。
 
 CALLですが、試験が近くなると毎日、レビューモードで納得がいくまで復習します(CALLの中間・期末試験ともに満点)。PTの授業ですが、先生が楽しいだけでなく、TOEICについてしっかりと教えてくれます。先生の話すことは完全に理解できますね。もっとも先生が少し加減してゆっくり話してくれているのかもしれませんが。
 
 理学部の専門の授業は、高校時代とは全く違い、最初はとまどいましたが、だんだん慣れてきて面白さを感じはじめているところです。大学生活もだいぶ慣れてきました。アルバイトは塾講で、英語と数学を担当していますが、人に教える難しさを感じているところです。将来は高校の数学の教師になりたいと思っています。




続いて2年生のみなさんです。


● 理学部 2年生
 入学式の直後に受けたTOEICは335点でした。あまりにも低くてショックを受けたことを覚えています。二回目のTOEICは540点になり、一回目に比べれば上がりましたが、次はもう少し頑張って、600点を目指したいです。

 CALLの授業は自分に合っています。パソコンを好きということもあり、自分のペースで勉強できる点が嬉しいです。試験前には、3日位かけ全部で5周くらいは教材を復習します。最終的にはほとんど暗記してしまうので、テストはいつも満点に近いです。二年生になってからは、教材のレベルも上がったので、時間がかかりますが、レビューモードの単語や文法の解説が分かりやすいので、助かります。英語は、CALL以外にもPTの授業をとっています。こちらの授業では、楽しみながら英語に慣れることができました。特に私の場合、入学当初は英語力があまりありませんでしたが、楽しい雰囲気で英語に慣れることができました。TOEICの点数が上がったのは、CALLで形式に慣れ、PTで内容について詳しく解説してくれた、相乗効果だと思います。後期のCALLの授業は単位免除されていますが、時間があれば英語の勉強のためにとりたいと思います。

 学生生活はめちゃくちゃ充実しているというわけではありませんが、そこそこ充実しています。2年生になってからは実験などの授業が増え、サークルにも入ったので、忙しくなってきました。今はまだ、具体的な将来像は描いていませんが、目の前にあることを一つ一つこなして、その過程の中で何かを見つけられるといいなと思います。特に、趣味がコンピューターで、昔からC言語を書いているので、英語を勉強することで、最新の情報を手に入れることができたり、C言語の学習にも役に立ったりするので、色々な可能性が広がっているなと感じます。


● 経済学部 2年生
 大学生活を始めて二年目ですが、高校の時に思い描いていた通りの楽しい学生生活を送っています。勉強だけでなく、バイトやサークル活動もしているので、忙しいですが、充実した毎日を過ごしています。

 私は海外に行って英語を話したいとは思わないのですが、やはり将来就職をする時に必要になってくると思うので、英語を頑張っています。最初のTOEICは415点で不満でしたが、二回目には520点に上がりました。家で特別な勉強をしたわけではありませんが、自分なりにTOIECの問題を解く順番を変えてみるなどの工夫はしました。また、大学の授業でTOEICの形式や解き方を習ったことがこの結果につながったと思います。CALLの授業は自分のペースで行えるので、自分に合っていますし、長文問題の全訳などの解説が分かりやすいので満足しています。

 大学に入って、親元を離れ一人暮らしを始めると、新しい経験をたくさんします。楽しいことと大変なこと両方ありますが、親と一緒に住んでいては分からないようなこともたくさん感じますし、親のありがたさを実感します。将来についてはまだ考えていませんが、今から準備はしています。やはり、親に負担をしてもらって大学に来ていますし、これ以上、負担はかけたくないので、楽しみながらもしっかりと毎日を過ごしていきたいです。


● 教育学部 2年生
 最初にTOEICを受けたときは、よく分からずにとまどいましたが、2回目の試験では少し慣れて、集中できるようになりました。2回目はリーディングに比べ、リスニングの方がよくできました。

 学生生活は忙しいですが、充実しています。サークルは音楽系のサークルに所属していて、特にコンサート等があるときはその準備でかなり忙しくなります。それに加えて、付属学校でのフィールドスタディを希望したので、事前訪問、見学、研修、指導案の作成、教材研究と休むひまがありませんが、実際に生徒を相手に教えるという経験は貴重なものになっていると思います。

 大学では特に専修の演習の授業が充実しています。音楽の教員免許の取得に向けての教育はしっかりとやっていただいていますが、それだけでなく、先生方から非常に高いレベルの実技指導を受けられるのが大きな魅力です。ここに入って良かったと思っています。


● 工学部 2年生
 大学に入って、一人暮らしを始めましたが、思ったより普通です。大学に入る前は、一人暮らしに対して自由なイメージがありましたが、よく考えてみれば、私はそれほど夜の町に出歩くタイプではないので、あまり自由な感じはなく、一人暮らしのメリットを感じません。今は、アルバイトの家庭教師や、ゆるいサークル活動、趣味の釣りなどを楽しみながら、比較的ゆっくり過ごしています。

 入学式後に初めて受けたTOEICは410点でした。満点が990点なので少し残念でした。逆に、二回目にTOEICを受けた時は、問題が解けている実感がありました。リスニングもリーディングも細部まで理解できる感じがして、結果的に655点をとることができました。次のTOEICでは、難しいとは思いますが、800点を目指したいです。

 TOEICに向けては、特別な勉強をしたわけではなく、主に、CALLを使って勉強しました。CALLは繰り返し学習できるのが良いです。テスト前には、レビューモードを見たり、辞書を引いたりしながら、勉強をします。しっかりと時間をかけて学習すればテストでも満点近くとれるのは、安心です。レビューモードの解説の中では、私の場合は特に、長文の全訳を見たり、リスニングのスクリプトを表示させながら英語を聞いたりしています。

 大学卒業後に関してはまだ具体的なイメージはありません。工学部なので、多くの人が大学院に進学するとは思いますが、私の場合は、まずやりたいことを見つける方が先だと思っています。


● 教養学部 2年生
 TOEICはこれまで二回受けたのですが、一回目は450点で、二回目は515点でした。二回目に点数が上がったので、少し英語の力が上がったように思います。TOEICに向けては、CALLを使って勉強しました。テストに向けて、何度も繰り返して問題を解いているうちに、自然に内容を暗記し、単語もたくさん覚えることができたのが、スコアアップにつながったのだと思います。実は、CALLのテストは、一年生の時からずっと満点です。最近はほとんど意地になって勉強しています。ここまできたら、最後まで満点をとり続けたいです。
 
 ちなみに、高校の時に短期でアメリカにホームステイした時には、相手の家族が何言っているか全く分かりませんでした。おまけにジェスチャーなどでもコミュニケーションがとれず、ずっと友達に助けてもらっていました。今も英語が特別好きというわけではありませんが、でも、どんな場所で必要になるか分からないので、英語には一生懸命取り組んでいます。一年生のころは、あまり考えはしませんでしたが、最近は少しずつ将来のことを考えなければいけないかな、なんて思い始めています。


CALLで集中的に英語を学びます

CALLって何?

  CALLって何ですか?とよく聞かれます。CALLは、コンピュータを使って効果的に言語(英語)を学習するシステムのことです。 Computer Assisted Language Learning(コンピュータ支援言語学習)という英語のそれぞれの単語の頭文字をとると動詞のCALLと同じつづりになりますから、「コール」と呼んでいます。


クルーズは埼玉大学にしかありません

  埼玉大学のCALL教育は、まったく独自のものです。埼玉大学のアメリカ、カナダ、南アフリカ出身のネイティヴ・スピーカーの専任教員が中心になって書き下ろした、まったくオリジナルな教材だからです。また、使用しているCALLシステムも埼玉大学が開発したものです。私たちは、このシステムをクルーズと名付けました。商標登録もしています。
  音声は、東京のFMサウンズ・スタジオでプロの声優を使って録音し、それを編集、加工してシステムにのせています。できるだけ軽くて、音質の良いmp3というファイルを使っています。
  埼玉大学では、新入生全員にTOEIC(IP)テストを受けてもらい、そのスコアに応じてレベルをA、B、Cの3つのレベルに区分していますが、教材もそれにあわせて、レベル別教材を準備しています。
クルーズのログイン画面


600名同時アクセス

  現在、1年生と2年生と3年生、あわせて3500人近い学生を対象とする授業でクルーズがフル稼働しています。オリジナルなシステム・コンテンツで、これだけ大規模に展開するCALL授業はほかに例がありません。
  専用サーバを使用しており600名が同時にアクセス可能です。
  学生は自分のパソコンを無線LAN対応教室に持ち込んで学習します。自分のパソコンで無線LANが使えるようにするためには、設定が必要ですが、これは最初の授業の時に指導します。
  また、大学のネットワークに接続できる場所であれば、いつでも自習することができます。
CALL授業風景
大学会館入り口のホールでも... 学内のローソンでも...
時刻はすでに夜9時近くです。皆さん頑張ってますね。


10種類の問題を学習します

  クルーズの教材は音声問題、文法・読解問題、ドリルの3つに分けられます。

● 音声問題は4種類あります。

Photograph: 写真を見て答える問題です。
Question & Response: 英語の質問に対して、適切な応答文を選択する問題です。
Short Conversations: 会話を聞いて答える問題です。
Short Talks: まとまった内容の英文を聞いて答える問題です。

● 文法・読解問題も4種類あります。

Incomplete Sentences: 短文の穴埋め問題です。
Text Completion: 長文の穴埋め問題です。
Reading Comprehension: 比較的長い文章の読解問題です。 
Error Recognitions: 英文の 誤りを見つける問題です。

  

● ドリルには2種類あります。

Word Matching: 2つの語群から対応する言葉をドラッグして結びつける問題です。
Dictation: 英語を聞いて、英文中の抜けている単語をキーボードから入力します。

  毎週のレッスンでは、この10種類の問題をすべて学習していきます。

  音声問題では、ネイティヴ・スピーカーの声優の声によって、学生は、英語だけが使われる環境のなかにおかれます。そして、クルーズのオリジナル・キャラクター「さくら」が学習のアシスタントをつとめます。
  CALLは、サーバから配信される習熟度別の教材を使った授業と自主学習の相乗効果により、英語を聞く力、読む力が確実に身につく授業です。
  なお、CALLの受講にあたり、パソコンの持参をお願いしています。詳細についてはこちらをご覧ください。

http://www.saitama-u.ac.jp/ceed/pchikkei.htm
オリジナルキャラクター「さくら」


対面授業がコミュニケーション能力を高めます

CALLと平行して、6種類の対面授業が用意されています。9割以上のクラスがネイティヴ・スピーカーの教員の担当です。

「General English Skills」
 グローバルな環境の中で要求される一般的な英語の基本的なスキルを高めることを目的とする授業です。習熟度別のクラス編成で、統一テキストを使用します。

「Academic English Skills」
 学術的英語を用いて自らの考えを積極的に発信する(話す、書く)スキルを高めることを目的とする、授業です。習熟度別のクラス編成で、統一テキストを使用します。(平成26年度より開講予定)

「English for Specific Purposes (ESP)」
 特定の学術的なテーマを取り上げます。英語による講義を通して内容を理解するにとどまらず、学生の積極的な参加によって学術的英語スキルを向上させることを目的とした双方向的授業です。

「Basic English (BE)」
 特に習熟度が低い人のために英語の基礎から徹底的に訓練する授業です。

「Academic Communication Skills (ACS)」
 留学希望者のための授業で、TOEFL iBTのスピーキングのセクションに重点を置いた訓練を行うとともに、口頭発表など、留学先の大学でのアカデミックな活動に問題なく参加できるコミュニケーション能力を養成します。

「Academic Essay Writing (AEW)」
 留学希望者のための授業で、TOEFL iBTのライティングのセクションを視野に入れた訓練を通して、留学先の大学でのレポート、論文執筆などで十分に力を発揮できるよう指導します。


どんな質問にも答えます 
―― 英語なんでも相談室(English Resource Center)――


  CALLでも6種類の対面授業でも、学習するなかで英語についていろいろな疑問を持つのは当然のことです。そんなときのために「英語なんでも相談室」(English Resource Center)を開いています。

  「英語なんでも相談室」では、授業期間中の毎週月曜から金曜まで15時から17時のあいだ、ネイティヴ・スピーカーの教員が相談を受け付けます。いろいろな学生がいろいろな疑問をかかえてこの部屋を訪れます。



  また、英語なんでも相談室の Drama Workshop から生まれた、劇団(ERC Drama Troupe)による演劇、季節ごとの催しものなど、英語なんでも相談室では多彩な活動を年間を通じて行っています。


問い合わせ先:

 埼玉大学英語教育開発センター
   電話:048-858-9236
   Eメール:cllews の後に @gr.saitama-u.ac.jp ※

※ 迷惑メール防止のためEメールアドレスのフル表示を行っておりません。
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