「ロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが事務局となって開催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、設計・メカトロニクス要素、振動解析、強度解析、運動解析、計測・制御工学、プログラミング技術、生体計測・人間支援関連技術、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行い、さらにロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、実際に製作するロボットの課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。
第14回セミナーは、ロボティクス製作総合実習3として、第12回から3回にわたり行ってきたロボット製作の最終回となりました。

開催日時: 平成30年2月14日(水) 13:00~16:30
開催場所: 埼玉大学 研究機構棟1階 108室
テーマ:
ロボティクス製作総合実習3(グループ討論・実習)
概要:
 ロボット製作の最終回となり、各グループともロボットのテストを繰り返し、製作の大詰めを迎えていました。
グループそれぞれに、プログラムを修正しながらロボットアームの制御を調整したり、学内の工作機械を利用して材料の加工に取り組んだりしていました。
最後にグループリーダーより、各グループの現在の状況と第15回で行われる成果発表会に向けた仕上げについての説明がなされました。
あるグループの発表では、音声合成ソフトを搭載したロボットが自らプレゼンを行う場面も見られました。

参加人数: 14名