埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(以下、先端ラボ(※))は、平成30年1月18日(木)に「第12回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップ」を開催し、企業、行政、大学関係者など75名の参加がありました。

本ワークショップは、さいたま市、公益財団法人さいたま市産業創造財団およびForum MedTech Pharmaに共催いただき開催いたしました。

冒頭に主催者を代表して、先端ラボ 綿貫所長より挨拶があり、続いて公益財団法人さいたま市産業創造財団 山縣理事長より挨拶およびドイツ・バイエルン州との連携についてお話がありました。

講演では、Forum MedTech Pharma Dr. Frank Miermeister より「Digital Revolution in Health Care」として、ドイツにおけるデジタル技術動向、医療系スタートアップ支援と南ドイツにおける規制についてご紹介いただきました。

次いで、先端ラボ 綿貫所長より「埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが目指すヘルスケア分野におけるクロスオーバー・オープンイノベーション」について、先端ラボ・インキュベーション・スペース入居企業による「ヘルスケア製品開発事例」についてお話がありました。

最後に、公益財団法人さいたま市産業創造財団より、ドイツでの展示会出展や企業訪問など、ドイツでの活動およびドイツとの連携について紹介がありました。

ワークショップ終了後に行われた交流会では、企業、行政、大学関係者の情報交換が行われ有意義な機会となりました。

なお、第13回ワークショップは3月14日(水)に開催する予定です。

(※)埼玉大学先端産業国際ラボラトリーは、産学官金連携による研究・開発協働、事業化等を見据え、大学と産業界・地域社会のインターフェィスとして、共創型ワークショップや先端産業インキュベーションを実現するために平成28年4月に設置されたものです。