9月21日(水)、埼玉大学先端産業国際ラボラトリーにおいて、「第1回ワークショップ 次世代抗体の活用」(以下、ワークショップ)を開催しました。

本ワークショップは、7月21日に開催した「第1回セミナー次世代抗体の創出プラネットフォームとその展開」からテーマを次世代抗体に絞りメディカルイノベーション研究ユニットの取り組みとして実施され、企業、自治体、研究機関及び大学関係者など約60名が参加しました。

最初に、佐藤研究・産学官担当理事より挨拶があり、次いで松岡大学院理工学研究科教授より本研究ユニットの取り組みについて、説明がありました。

続いて琉球大学助教 村上明一氏から「低コスト生産が可能な安定型VHH抗体の迅速開発法」、電気通信大学准教授 瀧 真清氏から「創薬・診断を目指した10BASEd-T法の応用:ファージ上での人工分子の共進化」について講演があり、次世代抗体等に関する最新の動向を知ることができました。継いで参加企業3社から会社紹介がそれぞれありました。

また、研究機構リサーチ・アドミニストレーターオフィスの本間URAから公的助成金の情報について説明がありました。

最後にワークショップ出席者から自己紹介が行われ、各自本ワークショップへの参加の意義が話され、ワークショップへの関心の高さが伺えました。

ワークショップに続いて行われた交流会でも、大学関係者や企業関係者等との情報交換が行われ有意義な機会となりました。

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(※)埼玉大学先端産業国際ラボラトリーは、産学官金連携による研究・開発協働、事業化等を見据え、融合科学研究科(仮称)と産業界・地域社会のインターフェィスとして、共創型ワークショップや先端産業インキュベーションを実現するために本年4月に設置されたもの。