令和4年12月14日(水)「メディカルイノベーション研究ユニット(MiU)第22回ワークショップ」を「バイオイメージングの最前線-生体分子の可視化ー」をテーマにオンラインにて開催しました。

まず、前半は埼玉大学大学院理工学研究科松岡教授より開会挨拶と先端産業国際ラボラトリーMiUの活動報告を行いました。続いて、理化学研究所伊藤ナノ医工学研究室 伊藤嘉浩氏より「マイクロアレイを用いたスクリーニングの疾患検査や新型コロナウイルス抗体検査への応用」、慶應義塾大学薬学部・大学院薬学研究科教授 花岡健二郎氏より「新規蛍光団の創製を基盤とした蛍光プローブの開発」についてご講演いただきました。
後半は、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授 寺田純雄氏より「生体分子の配向を可視化する蛍光プローブPOLArISの開発と応用」、埼玉大学大学院理工学研究科准教授 津田佐知子氏より「光で捉える膜電位のダイナミクスと脳の発達」と題し講演および質疑応答がありました。
今回も企業・大学関係者など70名を超える参加がありました。参加者からは「色々な蛍光可視化技術が学べて、大変勉強になった」「演者の先生がそれぞれ第一級の技術、研究をお持ちで、興味深かった」など多数の感想が寄せられました。