埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(以下、先端ラボ)では、2月27日(木)AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー成果発表会が開催されました。新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、今年度は開催規模を限定して行い、学内外から34名が参加しました。

本セミナーは、埼玉県の「先端産業創造プロジェクト」の一環として、主に埼玉県内の中小企業の技術者・研究者を対象に先端ラボが開催してきたもので、2019年8月の第1回から12回にわたり、講義および実習とその応用としてロボットの製作を行ってきました。

成果発表会では、受講者がグループごとに製作した5機のロボットを披露する場となりました。先端産業国際ラボラトリー綿貫啓一所長から本セミナーのこれまでの取り組みについて概要説明があり、引き続き、5組のグループよりロボット開発の成果報告が行われました。開発のコンセプト、ロボットの仕様、設計、解析、製作工程などをプレゼンテーションするとともに、ロボット動作の実演がなされました。

講評の方々より貴重なご意見やアドバイスをいただき、最後に綿貫所長より、課程を修了された受講者に修了証が手渡されました。