「AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、振動解析、強度解析、メカトロニクス、プログラミング技術、人工知能、IoT、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行います。また、ロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、グループごとにロボットの設計開発課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。さらに、グループごとに設計・製作したロボットについて、課題の成果発表を行うとともに、総合討論を行います。

第9回セミナーでは、大学院理工学研究科綿貫啓一教授、楓和憲准教授による「ロボット開発の応用技術・課題設定」の講義が行われました。

開催日時: 令和3年1月28日(木) 13:00~17:00

開催場所: オンライン

テーマ:ロボット開発の応用技術・課題設定

概要:ロボット設計・製作にあたり、ロボット関連の設備・装置などの説明を行い、先端ロボティクスについて学びました。また、新しい生活様式への対応を目指した人とロボットの協調技術の構築を目指し、受講者がグループに分かれて、ロボット開発の課題設定を行いました。最後に各グループよりロボット課題設定および仕様について発表を行いました。

参加人数:18名