「AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、振動解析、強度解析、メカトロニクス、プログラミング技術、人工知能、IoT、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行います。また、ロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、グループごとにロボットの設計開発課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。さらに、グループごとに設計・製作したロボットについて、課題の成果発表を行うとともに、総合討論を行います。

第8回セミナーでは、一般社団法人首都圏産業活性化協会八木誠氏、大学院理工学研究科綿貫啓一教授、楓和憲准教授、村松慶一助教による「ロボティクス設計総合実習2」の講義が行われました。

開催日時: 令和元年12月19日(木) 13:00~17:30

開催場所: 埼玉大学 研究機構棟5階 520室

テーマ:ロボティクス設計総合実習2

概要:首都圏産業活性化協会の八木誠氏より「研究開発デザインシート」の事例紹介について、ご講義いただきました。また、前回に引き続き、各グループごとにロボットの設計・製作を行いました.最後に各グループより、進捗状況と次回以降に解決するべき課題と今後のスケジュールなどについて説明がなされ,質疑応答を行いました。

参加人数:18名