「AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、振動解析、強度解析、運動解析、メカトロニクス、プログラミング技術、人工知能、IoT、生体計測・人間支援関連技術、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行います。また、ロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、グループごとにロボットの設計開発課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。さらに、グループごとに設計・製作したロボットについて、課題の成果発表を行うとともに、総合討論を行います。

第6回セミナーでは、先端産業国際ラボラトリー所長・大学院理工学研究科 綿貫啓一教授による「AIの産業応用」について講義が行われました。

開催日時: 平成31年1月22日(火) 13:00~17:30

開催場所: 埼玉大学 研究機構棟7階 大会議室

テーマ:AIの産業応用(講義・実習)

概要:本講義では、AIの産業応用を想定して,ディープラーニングの実装について演習を行いました。事例として、様々な場面 において顔の向きなどを識別するシステムをCNNにより実装し,ディープラーニングの有用性について体感しました。

参加人数19名