「AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、振動解析、強度解析、メカトロニクス、プログラミング技術、人工知能、IoT、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行います。また、ロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、グループごとにロボットの設計開発課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。さらに、グループごとに設計・製作したロボットについて、課題の成果発表を行うとともに、総合討論を行います。

第4回セミナーでは、大学院理工学研究科綿貫啓一教授、楓和憲准教授による「メカトロニクス概論/メカトロニクス・IoT実習」の講義が行われました。

開催日時: 令和元年10月17日(木) 13:00~17:30

開催場所: 埼玉大学 研究機構棟5階520室

テーマ:メカトロニクス概論/メカトロニクス・IoT実習

概要:ロボット、情報家電機器などを代表例に挙げ、メカトロニクスシステムの設計、製作法について概説がありました。また、ロボットアーム遠隔操作システムの構築について実習を行い、Arduino入門として開発環境の使い方、AD変換、シリアル通信、X-Beeを用いたArduino間でのシリアル通信などについて体験しました。

参加人数:17名