「ロボット開発人材育成セミナー」は、埼玉県の委託事業として、本年4月に設置された埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが事務局となって開催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発を担える人材の育成を目的として、特に、中小企業の技術者・研究者を対象に、ロボットの設計・開発に必要となる材料力学、機械力学、計測工学、制御工学、メカトロニクス、ロボティクス、人間支援工学などについて講義を行うとともに、それらに関連する演習・実習を行います。

最終回である第10回セミナーでは、ロボット関連研究室・施設見学と総合討論(これからのロボット開発・技術)をテーマに、綿貫啓一大学院理工学研究科教授による講義が行われました。

開催日時: 平成29年2月8日(水) 13:00~16:30

開催場所: 埼玉大学 工学部機械工学科棟4階第1会議室

テーマロボット関連研究室・施設見学

総合討論(これからのロボット開発・技術)

概要

 前半の講義では「これからのロボットはどうなるのか?」をテーマに、現代にいたるまでのロボットの歴史を俯瞰するとともに、今後のロボット開発への展望にふれ、受講者への問題提起がなされた。

後半では、本セミナーで講師を務めた各教員の研究室を見学し、受講者との間で活発な質疑応答があった。

最後に、各受講者から、本セミナーを受けた感想とともに今後のロボット開発への抱負などが語られ、講義の2/3以上に出席した12名に、綿貫啓一先端産業国際ラボラトリー所長より修了書が授与された。

参加人数: 11名