「AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、振動解析、強度解析、メカトロニクス、プログラミング技術、人工知能、IoT、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行います。また、ロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、グループごとにロボットの設計開発課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。さらに、グループごとに設計・製作したロボットについて、課題の成果発表を行うとともに、総合討論を行います。

第1回セミナーでは、大学院理工学研究科綿貫啓一教授による、「人工知能の基礎」について講義・実習を行いました。

開催日時: 令和元年8月28日(水) 13:00~17:30

開催場所: 埼玉大学 研究機構棟7階 大会議室

テーマ:人工知能の基礎(講義・実習)

概要:人工知能技術の一つであるディープラーニングを用いた機器のユーザーインターフェイス設計を事例として、人工知能を体感することを通じて、人工知能のヘルスケアや産業分野への応用について学びました。実習では、ディープラーニング・プログラムの実装や、AI学習モデル作成手法の紹介、音声認識のデモンストレーションを行いました。

参加人数:  64